それまで普通のZoomを使っていたので、Zoom Roomsを使うことに少し戸惑いましたが、それがわかれば設定も簡単ですぐに使い始めることができました。「より多くの人の運動習慣を変えること」この理念を推進するために、今ThinkSmart Hub 500は大きな働きをしてくれています。
株式会社ペイフォワード
代表取締役社長
榎本 茂樹氏
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導入事例
ITに不慣れなトレーナーも簡単に操作できる「ThinkSmart Hub 500」がオンラインでのフィットネストレーニングという新サービス拡大に寄与。「Zoom」に特化しオンライントレーニングの配信に活用、新しい顧客の開拓に成功
2017年、同社代表取締役社長の榎本茂樹氏が独立して開業したPersonal Training Studio BUDDYは、南麻布という土地柄もあり、主に富裕層を対象としたパーソナルトレーニングを行っています。
2019年11月、榎本氏はオンライントレーニングをオンデマンドで配信する「The Fit-Nets」を開始しました。「当ジムは比較的時間も、お金もゆとりがあり、強い目的意識をもっておられる方に多く通っていただけているのですが、そこまで目的がはっきりしていない方、意識が高くない方にとっては、時間を決めてわざわざジムに通うということがハードルになっているのではないか、と考えました。
そこで、時間も場所も選ばずトレーニングが受けられる環境を作れば、このような潜在顧客を発掘できるのではないかと考え、月額550円のサブスクリプション型で、トレーニング動画が見放題というサービスを開始しました」(榎本氏)。
その一方で配信に使っていたPC に不安を感じていたといいます。
「Zoom社に知人がおり、その方から配信環境や配信のやり方を教わってオンデマンド型だけではなく、リアルタイムでトレーナーとお客様が双方向のコミュニケーションを取りながら一緒に運動するタイプのオンライントレーニングも始めようと考えていたのですが、PCのZoomは操作パネルの配置等から直感的な操作がしづらく、そもそもPCは他のアプリケーションなども入れていく必要があったので、動作が重くなって使い物にならなくなってしまうのではないかと不安に思っていました」(榎本氏)。
その際、Zoom社の知人からは「ThinkSmart Hub 500 for Zoom」(以下、ThinkSmart Hub 500)の存在を教えてもらいます。「リアルタイムでのオンライントレーニングも、しばらくはPCで行っていたのですが、先にお話したような課題があったので、レノボに問い合わせをしました。」
ThinkSmart Hub 500を榎本氏は自分で設置したといいます。「それまで普通のZoomミーティングを使っていたので、Zoom Roomsを使うことに少し戸惑いましたが、それがわかれば設定も簡単ですぐに使い始めることができました」(榎本氏)。
ちょうど時期は2020年4月、新型コロナウィルスのために緊急事態宣言が発令され、ジムは休業を余儀なくされます。「ジムは4月、5月と休業せざるを得ませんでしたが、代わりにオンラインでのトレーニングを強化しました。
それまで、オンデマンド配信が中心でしたが、リアルタイムでのオンラインパーソナルトレーニングを積極的にお勧めし同時にリアルタイムでのグループトレーニングも開始しました。
当初は私たちトレーナーも懐疑的で、それまでの対面型のトレーニングと比較した時に効果的なトレーニングができるだろうかと考えており、お客様からも『ジムに行ってトレーニングしたい』と言われていましたが、実際に実施ししてみると、『意外としっかりできる』とか『外出しなくてもできるのがいい』という声が内外から上がるようになってきました」。(榎本氏)
導入したThinkSmart Hub 500はほぼ毎日稼動しており「ITにうといトレーナーがほとんどですが、電源を入れるだけですぐにZoomに接続されますし、タッチパネルの画面で簡単に直感的な操作ができるので、トレーナーたちからも好評です」と言います。
また、外部拡張性の高さも評価されています。「トレーニングでは体を大きく動かすため、画角が固定された内蔵カメラではカバーしきれませんが、外付けのWebカメラを接続できますし、トレーナーの声をクリアに拾うためのワイヤレスマイクも接続できるのでとくに問題なく使えています。
また、パーソナルトレーニングではお客様のトレーニングカルテをタブレットに入れているのですが、これもワイヤレスでZoomに画面共有できるので、お客様と情報を共有する際に重宝しています」。
榎本氏はThinkSmart Hub 500を使ったオンライントレーニングは新たなビジネスモデル構築のきっかけになったといいます。
「現在、ジムの約3割のお客様がオンライントレーニングを行っています。パーソナルトレーニングとグループレッスンが半々ぐらいでしょうか。それぞれのライフスタイルや趣向に合わせた種類のオンライントレーニングを活用されている感じです。
6月以降、ジムも再開しましたが、出勤のタイミングに合わせてジムとオンラインのトレーニングをミックスで行っている方もいらっしゃいます。私たちも新たな発見でしたが、オンライントレーニングを体験されて、その利便性に気づかれたお客様も多いようです」。
また、顧客の拡大も始まりつつあるといいます。
「社員の福利厚生としてオンライントレーニングを導入される企業も出てきました。テレワークが増えたこともあり、社員の運動不足が課題になる中、オンラインならテレワーク中の在宅からでもトレーニングできますので、健康増進につながるという観点から導入いただきました。
これまで、企業向けのトレーニングサービスは福利厚生として全国展開している大手ジムを利用できるといったものや、大人数が入ることができるスペースを前提としたグループレッスン等が主なものだったため、提供できる企業は大手に限られていましたが、コロナ禍でかえって人が密集する大規模なスペースが敬遠され、私たちのようなオンライントレーニングのほうがニーズにマッチするという逆転現象が起き始めていると感じます。
そういった意味で我々のような小さなスペースしか持っていなくても、多くの人にトレーニングを提供できるオンライントレーニングはレバレッジが効く素晴らしいものだと思います。
当社の理念は、より多くの人の運動習慣を変えることです。オンライントレーニングは手軽にできますし、さまざまなハードルをさげてくれます。この理念を推進するために、今ThinkSmart Hub 500は大きな働きをしてくれていると思う」と榎本氏は語ってくださいました。
それまで普通のZoomを使っていたので、Zoom Roomsを使うことに少し戸惑いましたが、それがわかれば設定も簡単ですぐに使い始めることができました。「より多くの人の運動習慣を変えること」この理念を推進するために、今ThinkSmart Hub 500は大きな働きをしてくれています。
株式会社ペイフォワード
代表取締役社長
榎本 茂樹氏
Zoomミーティングのハブとなるオンライン会議専用端末。第7世代インテル® Core™ i5-7500T vPro® プロセッサーを搭載。