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導入事例

株式会社一の湯

創業391年の温泉旅館「一の湯」、売店に TAB P10 および Loyverse POS を導入し、労働生産性アップ。

導入について

社内マニュアルにLenovoタブレットを使用していた経験から、Android向けのPOSを検討

「一の湯」は神奈川県箱根町にある391年の歴史を持つ老舗の温泉旅館です。 初代の店主がみた夢の通りに塔之澤で掘削を行ったら温泉が出てきたという逸話があります。塔之澤温泉の開祖という意味を込めて「一の湯」という名前の温泉旅館を開きました。一の湯は歌川広重の箱根七湯「塔の澤」にも描かれています。

1986年に先代の小川晴也氏が社長に就任したころ、一の湯は周りの旅館から大きく差をつけられていました。小川晴也氏は経営コンサルタントの渥美俊一氏が主催するペガサスクラブに参加し、そこで学んだ人時生産性(=従業員一人の一時間あたりの生産性)を指標として経営改革を行いました。30年にわたる教育の結果、社員の中には生産性に対する意識が深く根付き、実際に一の湯の人時生産性は1400円から5300円にまで向上しました。

現在でも一の湯では、従業員のアイデアや新しいツールを積極的に採用するなど、柔軟な改善を繰り返しています。

消費税改正に伴い、軽減税率に対応したPOSレジの導入が必要になりました。当時はシンプルなキャッシュレジスターを使っていましたが、生産性向上のためにPOS化を検討します。すでにLenovo TAB P10を用いて社内マニュアルの管理を行っていたことから、Lenovo TAB P10上で動作するPOSアプリを複数検証しました。その中で、Loyverse POSがもっともUX/UIが優れていたため、同タブレットを用いての導入を決定しました。


モバイルPOSアプリ導入で生産性向上

Loyverse POSの導入により、売店や日帰り入浴などの売上管理の効率がアップしました。

「これまで売店で毎回商品価格のリストを見て価格を打刻していたのですが、そのような煩雑さが一気に解消できましたので、従業員からの評判は良いと思っています。」

本店舗では売店に加え、日帰り入浴のレジ会計にもLoyversePOSが使われています。シンプルなデザインで従来よりも簡単にレジ打ちできるため、従業員への負担も少なく、お客様を待たせることや計算ミスも解消することができました。

一の湯では社内マニュアル用にも同じタブレットを使っているため、売店の混雑時にはマニュアル用のタブレットでLoyverse POSを使用可能になり、柔軟な対応が可能になりました。 また、売店用のタブレットから社内マニュアルを更新することも可能です。


Loyverse POSの導入によって、レジ周りの効率化を実現することができました。
シーズンになると割引クーポンを雑誌の切り抜きなどで配布したりするのですが、これまではクーポンを受取ったさい、そのクーポンを紙で数えていました。Loyverse POSを使用すれば、お客様がクーポンを提示した際に「割引」として売上に登録され、紙のクーポンを手作業で数えることなく、クラウド上で一目瞭然に見ることができるようになりました。

株式会社一の湯
営業部長
大野正樹様

一の湯のような伝統のある老舗にLoyverse POSを導入していただき光栄に思います。「タブレットのPOSレジアプリ」と聞くと「操作が難しいのでは?」と思われるかも知れませんが、一の湯では年配の方にも問題なくご利用いただいております。 また、実際にタブレットを店舗に配置すれば、単にPOSとして使用するだけではなく、マニュアル閲覧、音楽再生、SNS管理、予約管理など他の用途にも幅広く利用することもできます。

このように、タブレットでPOSを利用することは非常にコストパフォーマンスがよく、あらゆる店舗の生産性向上に寄与できると考えております。

Loyverse POS
アジア地域担当
磯部宇彰



この課題を解決した製品・ソリューション

  • Lenovo TAB P10

    薄型軽量ボディーに高性能CPUを搭載。長時間バッテリー駆動により、お客様先や移動時、フィールドワークでも快適に作業が可能なAndroid10.1型タブレット。

  • Lenovo TAB P10(LTEモデル)

    薄型軽量ボディーに高性能CPUを搭載。長時間バッテリー駆動により、お客様先や移動時、フィールドワークでも快適に作業が可能なAndroid10.1型タブレット。

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