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導入事例

京都女子大学 北尾靖雅研究室「産業遺産保存活用設計手法の研究」プロジェクト

レノボのVRゴーグル「Lenovo Mirage Solo」を産業遺産の保存・活用に。 デジタル測量・BIM・VRを活用した次世代設計システムの実現へ。

概要

京都女子大学の北尾靖雅教授は現在、近代産業遺産の保存・活用を促進する新たな設計手法の研究プロジェクトを推進しています。その中で進められているのが、デジタル測量技術とBIM(Building Information Modeling)、さらには、VR(Virtual Reality:仮想現実)技術を使った新たな設計システムの開発です。その研究開発に、レノボのVRゴーグル「Lenovo Mirage Solo」とモバイルワークステーション「ThinkPad P53」がフルに活用されています。



課題

京都女子大学 北尾教授のプロジェクトは、近代産業遺産のデジタル測量(クイックスキャン)で取得した点群データからBIMの3Dモデルを生成し、それを産業遺産の保存・活用の計画策定に活かすというもの。プロジェクトチームでは、生成したBIMデータを設計者、自治体、地域住民などの関係者と共有する手法として、未公開建築物の公開を目的に、VR(仮想現実)技術の応用も着想。場所を選ばずに利用できるような手軽さと、高精細のVRコンテンツがストレスなく再生できるデバイスが必要となった。

ソリューション

ワイヤレス/スタンドアロンでの動作が可能なレノボのVRゴーグル「Lenovo Mirage Solo」を採用。BIMデータから生成したVRデータを用い、産業遺産の内部をリアルに再現するための環境を整えた。

導入効果

・産業遺産の内部構造や装飾、色合いを関係者が直感的に共有できる環境が実現できた。
・VRデータの切り替えにより、例えば、産業遺産の改修前に、改修後の映像をリアルに見せて関係者間でのコンセンサスづくりに役立てたり、改修後に改修前の映像と比較検討し、元の姿と回収後の姿の違いを確認させたりすることが可能になった。
・設計者が、自身の設計した建物を顧客に仮想空間で体験してもらい、フィードバックを得ながら、設計内容を調整するという、ユーザー・エクスペリエンス(UX)を高めた「VR設計システム」の研究開発が進展した。

この課題を解決した製品・ソリューション

  • ThinkPad P53

    最新デスクトップのパワーをモバイルでも圧倒的な性能と描写力を実現する一台。設計者・クリエイターにモビリティを与え、モバイルながらVR(仮想現実)対応の圧倒的なパワーと美しい画面を実現します。

  • Lenovo Mirage Solo with Daydream

    VRの可能性を解き放つ。スマホも、パソコンも、ケーブルも必要なく、空間内の動きを把握する新しいテクノロジー「WorldSense™」により、一台で手軽にVRの世界を楽しむことができます。

お客様プロフィール

お客様

京都女子大学家政学部 北尾研究室

所在地

京都市東山区今熊野北日吉町35(京都女子大学キャンパス内)

URL

http://www.kyoto-wu.ac.jp/

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