導入事例
岡三情報システム株式会社
新たな証券システムを支える“堅牢な保守基盤”をハイパーコンバージド・システムで実現 岡三情報システムの挑戦
- 業種 金融・保険
- キーワード 運用・保守
- 製品カテゴリー サーバー
- 企業規模 中小企業のお客様(11〜999名)
概要
岡三情報システムが、証券フロントシステムの保守ツール稼働基盤としてインテル® Xeon® プロセッサー搭載の「Lenovo Converged HX シリーズ」を導入しました。運用と投資の効率化を図るとともに、トラブル発生時の迅速な対応も目指しています。
課題
岡三情報システムでは、今後始動する証券フロントシステムを支える保守ツールの稼働基盤をどうするかが課題となっていた。これまで新たな業務要件に合わせてシステム基盤を構築する際には、新しい物理サーバーとソフトウェアを用意していたが、“複数のベンダーに見積もりを依頼し、社内承認を得て発注し、納品に至る”というプロセスが必要で、調達までに1カ月半から2カ月もの時間がかかっていた。加えてコスト面でも投資の無駄を感じていた。
ソリューション
物理サーバーを単体で導入するのでは、これまでの課題が解決されないこと、データセンターのラックスペースに空きがなく物理サーバーやストレージを別々に導入すると配置の最適化が難しいことから、サーバーとストレージ、ネットワークが垂直統合されたハイパーコンバージド・システムを導入。これまでx86サーバーの多くに Lenovo System x を採用してきたことや、今後のシステム開発や維持・保守の観点から、できる限り管理を統一したいという考えから Lenovo Converged HX シリーズを選んだ。
導入効果
サーバー、ストレージ、ネットワークがシンプルな構成になったことで操作が単純化し、運用効率が向上。保守ツールによる管理の自動化により、属人性を排除できるなど運用品質も向上する見込みとなっている。また、24時間365日の監視が求められる証券フロントシステムの保守においては、保守要員が自宅からリモート接続して遠隔操作で障害対応ができる仕組みを用意。問題の迅速な解決が可能になるとともに、保守要員の負担軽減にもつながった。
この課題を解決した製品・ソリューション
お客様プロフィール
お客様 |
岡三情報システム株式会社 |
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所在地 |
東京都台東区浅草橋1-22-16 ヒューリック浅草橋ビル |
設立 |
1980年(昭和55年)7月1日 |
資本金 |
4.7億円(株式会社岡三証券グループ100%出資) |
従業員数 |
233名(平成28年3月31日現在) |
URL |