導入事例
株式会社マイクロアド
4億ユニークブラウザの行動データを分析する「次世代マーケティング基盤」を安定稼働させるには
- 業種 情報通信
- キーワード 運用・保守
- 製品カテゴリー サーバー
- 企業規模 中小企業のお客様(11〜999名)
概要
アドプラットフォーム事業とアドネットワーク事業を中心にビジネスを展開する大手インターネット広告会社マイクロアドは、新サービスとしてマーケティング基盤構築サービス「UNIVERSE(ユニバース)」の立ち上げを計画していました。企業向けの膨大なデータを扱うため、これまで以上に高い性能と可用性を担保する必要があり、運用管理の問題も浮上していたことから、同社はシステム基盤の刷新を決意。インテル® Xeon® プロセッサー E5-2600 v4 製品ファミリーを搭載した「Lenovo System x 3650 M5」を採用しました。
課題
収集したデータの利用目的に応じて10クラスタのさまざまなHadoopシステムを運用しており、UNIVERSEのシステム基盤も、当初は既存のHadoopを利用してノードを増強することで対応する計画だった。しかしUNIVERSEでは、企業が持つさまざまな情報にマイクロアドが持つ4億ユニークブラウザ分の行動データを統合的に結び付け、多面的な分析を行えるようにするなど膨大なデータを扱うことになり、これまで以上に高い性能と可用性が求められた。また、複雑化したHadoopシステムのクラスタの集約や統合に取り組む必要があった。
ソリューション
拡張性や可用性に優れ、性能や信頼性が求められる業務で実績がある「Lenovo System x 3650 M5」を採用。同社が採用したMapRとLenovo x86 サーバによるPoCでは想定通りのパフォーマンスが得られ、使い勝手も良かったこと、コストパフォーマンスのよさ、小容量のフラッシュストレージ(Fusion-io)が利用できることなどから採用を決めた。また、PoCの際にレノボがマイクロアドとMapRの間に立って支援してくれたことも決め手となった。
導入効果
膨大なデータを扱う新サービス「UNIVERSE」を、より高い性能と可用性、拡張性を備えたシステム基盤上でローンチできた。複雑化したHadoopシステムのクラスタ集約や統合も実現し、運用管理の負荷軽減につながった。また、故障時にも迅速な対応をしてくれることから、安心して運用することができている。
この課題を解決した製品・ソリューション
お客様プロフィール
お客様 |
株式会社マイクロアド |
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所在地 |
東京本社:〒150-0045 東京都渋谷区神泉町8-16 渋谷ファーストプレイス4、5F |
設立 |
2007年7月2日 |
URL |