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進化したモバイルワークステーションが “ものづくり” 現場の働き方改革を加速する
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進化したモバイルワークステーションが
“ものづくり”現場の働き方改革を加速する
これまで、建設、製造、あるいはメディア&エンターテイメント業界で働くエンジニアやクリエイターの方々は、オフィスの自席や固定的な場所でしか仕事ができませんでした。理由は、業務の遂行にハイスペックで大型の端末が必須だったからです。
ただし、それは過去の話です。今日では、進化したモバイルワークステーションによって、建設・製造の設計者の方も、映像/ゲームのクリエイターの方も、自分にとって、最も仕事の効率が上げられる場所、あるいは創造性が高められる場所を自由に選び、いつでも、どこでも、それぞれの業務が快適に遂行できるようになっています。
そこでここでは、レノボが提供している進化したモバイルワークステーション「ThinkPad P15」「ThinkPad P14s」による、新しい働き方をご提案します。
進化モバイルワークステーションで築く新しい働き方
──レノボからの提案
「製造・設計」の新しいワークスタイル
製造現場の労働生産性を極限まで高めるために
今日の設計は、サイバー空間で、フィジカルな生産物の“デジタルツイン”を作り上げるナレッジワーク(知識労働)と言えます。その生産性と、働く場所との間には本質的な関係はなく、ともに働くチームのメンバーと協働できるコミュニケーションとコラボレーションのツールさえあれば、自宅やオフィス外のワークスペースで作業を進めたほうが、効率的であり、生産性や創造性が最大化できる場合が多くあります。
ゆえに、設計チームの生産性を極限まで高めたいと考えるのであれば、いつでも、どこでもオフィスの自席にいるのと同様の感覚で仕事ができる環境を用意しておくことが重要と言えます。
また、そうした環境を整えておくことで、自然災害や家族の急病など、不測の事態でオフィスへの出勤が困難になった設計者も、自宅で設計の実務が遂行できようになります。
さらに、設計者が自ら顧客先に出向き、設計方針に関するプレゼンテーションを展開することも可能になります。
これにより、“ものづくり”の早い段階で、顧客の意見を設計者が直接吸収し、設計の改革・改善に生かしていくことが可能になります。
このような柔軟で高効率な働き方を可能にするのが、レノボのThinkPad P15やP14sに代表される進化したモバイルワークステーションです。
これらのモバイルワークステーションを使えば、3D CADはもとより、CAE系のアプリケーションも、ストレスなく稼働させることができます。その活用によって、設計の現場の生産性をもう一段高いレベルに引き上げることが可能になるのです。
進化したモバイルワークステーションで設計現場の働き方はこう変わる。
設計者が、自分の創造性や業務の生産性を最大化できるワークスペースを自由に選べるようになり、結果として、設計部門全体の生産性を一層高められるようになる。
設計者が自ら顧客先に出向き、設計方針に関するプレゼンテーションを表現力豊かに展開できるようになる。結果として、“ものづくり”の手戻りを減らせるようになる。
不足の事態でオフィスへの出勤が困難になった場合でも、自宅や最寄りのワークスペースで問題なく業務が遂行できるようになる。
部門・部署内での会議/ミーティングに、設計で使っているワークステーションをそのまま持ち込めるようになり、結果として設計現場でのペーパーレス化が大きく進展する。
「建設」の新しいワークスタイル
BIM・CIMを働き方改革に結びつける
建設の業界では、BIM(Building Information Modeling)/CIM(Construction Information Modeling)の採用によって、設計から施工、維持管理に至るプロセスのデジタルトランスフォーメーション(DX)を急ピッチで進めています。
ただし、BIM/CIMの導入が、設計・施工現場の働き方改革や生産性向上に強く結び付いてきたかと言えば、そうとばかりはいい切れません。その大きな要因の一つとして挙げられるのは、BIM/CIMアプリケーションのワークロードが高く、ハイスペックのデスクトップワークステーションでしか、BIM/CIMの3Dモデルがハンドリングできなかったことです。
BIM/CIMアプリケーションの活用に高スペックのデスクトップワークステーションが必要不可欠となれば、設計者のモバイルワークは当然困難になります。
また、BIM/CIMの重要なプロセスの一つに、「3Dモデルによる施主や地域住民(建設物の地域住民)との合意形成」が含まれていますが、肝心の3Dモデルのハンドリングにデスクトップワークステーションしか使えない場合、合意形成の場を作るのにも一定の工数がかかります。
さらに、各所に点在する施工現場にも、高スペックのワークステーションを持ち込まなければならず、機材の搬入・搬出や盗難の防止を含めた維持・管理にも相応の労力が強いられます。
ThinkPad P14sやP15のような進化したモバイルワークステーションは、BIM/CIMの運用を巡る問題をすべて解決することができます。建設業界のアーキテクトや設計者は、いつでも、どこでもBIM/CIMのアプリケーションが活用できるようになり、施主や地域住民との合意形成の場も簡単に用意できるようになるでしょう。
さらに、施工の現場にBIM/CIMの3Dモデルを持ち込むのも容易となり、かつ、モバイルワークステーションを担当者が持ち運ぶようにすることで、夜間におけるワークステーションの盗難リスクも大きく減らせるのです。
進化したモバイルワークステーションで設計・施工現場の働き方はこう変わる
BIM/CIMアプリケーションのモバイル運用が可能になり、アーキテクトや設計者が作業の場所を自由に選べるようになる。
施工現場での3Dモデルの活用に機動力が持たせることが可能になり、3Dモデルを使った施工業務の点検作業や確認作業がより確認に、かつ、効率的になる。
施工現場におけるワークステーションの維持・管理が楽になり、担当者の持ち運びにより、夜間での盗難リスクも大幅に低減できるようになる。
3Dモデルを使った施主との合意形成の場が、簡単に作れるようになる。
メディア&エンターテイメントの新しいワークスタイル
5G時代に向けたリッチコンテンツの制作を効率化
ご存知のとおり、ソフトウェア開発の領域ではすでに、地理的に離れた人材がチームを組み、協働で開発を行うという働き方が当たり前のように受け入れられています。
また、欧米の成長企業・有力企業の間では、「ABW(Activity Based Working)(*1)」と呼ばれる働きがナレッジワーカー能力を最大化するためのスタイルとして浸透し始めています。
これは、現在携わる仕事やプロジェクトに応じて、自分の能力を最大化できる働く場所が自由に選べるスタイルです。
こうしたワークスタイルは、メディア&エンターテインメント業界におけるコンテンツ制作の現場でも一般化していくに違いありません。
というのも、コンテンツ制作という、すべてがサイバー空間で完結できる知識労働の領域では、働く場所に制約を設けて、エンジニアの生産性や創造力に負のインパクトを与える意味がそもそもないからです。
2020年の本格商用利用が予定されている5G(第5世代移動通信システム)や4K/8K放送によって、メディア業界やエンターテインメント業界における映像処理やVR(仮想現実)コンテンツ/ゲームコンテンツ開発に要するコンピューティングリソースのキャパシティは増大を続けています。
それでも、ThinkPad P14sやP15の性能をもってすれば、それらの映像処理やVR/ゲームコンテンツの開発を難なく行うことが可能です。そうしたモバイルワークステーションの性能をうまく活用することで、エンジニアの働く場所から一切の制約を取り除き、制作チームの生産性や創造性を、かつてないレベルにまで高めていくことが可能になるのです。
働く場所の“自由度”が制作現場の生産性と創造性の強化につながる
働く時間と場所に制約を設けないことで、優秀なクリエイターや開発者を確保できる可能性が高まる。
プロジェクト単位でエンジニアを組み替え、働く場所を自由に設定することが可能になる。
欧米の成長企業・有力企業の間で主流を成しつつあるワークスタイル「ABW(Activity Based Working)(*1)」のコンセプトを、そのままコンテンツ制作の現場に適用することが可能になる。
何らかの理由でオフィスへの出勤が困難になったクリエイターや開発者も、生産活動に継続して貢献できるようになる。結果として、制作チームのパフォーマンスが高いレベルで維持できるようになる。
レノボ「ThinkPad Pシリーズ」がモバイルエンジニアリングの生産性を高められる理由
今日のモバイルワークステーションを構成するCPUやGPUに大きな違いはありません。ただし、だからといってすべてが同じというわけではなく、製品の選定によって、設計者やクリエイターによるモバイルワークの生産性に大きな開きが生まれます。その中で、なぜ、レノボのモバイルワークステーション「ThinkPad Pシリーズ」が選ばれているのでしょうか─。大きな理由をご紹介します。
ThinkPad P43s Inventor比較動画
理由(1)先端GPU/CPUのサポート
建設・製造の設計者にとっても、メディア&エンターテインメント業界のコンテンツクリエイターにとっても、ワークステーションのグラフィックス性能は、業務の生産性を左右する重要な要素です。グラフィックス性能がデスクトップワークステーションに比べて大きく劣るようでは、エンジニアの働き方改革は成しえません。
その点で、レノボのThinkPad Pシリーズは、インテル®の最新CPUをサポートしながら、NVIDIA®の最新GPUにいち早く対応し、ワークロードの高いグラフィックス処理をデスクトップと変わらぬ性能で処理することにこだわり続けてきました。
例えば、「ThinkPad P15」では、 8コアのインテル Core™ i9プロセッサーを搭載し、かつ、NVIDIAの 先端GPU「Quadro® RTX 5000」をモバイルワークステーションとしては業界最速のタイミングでサポートしています。
これにより、3D CADやBIM/CIMアプリケーションを高速に動作させられるほか、CAE用途でも実用に耐えうる性能を発揮することが可能になっています。
また、ThinkPad P14sも、第10世代インテルCore™ i7 プロセッサーとNVIDIAの「Quadro P520」を搭載し、最大48GBまでのメモリの拡張を可能にするという、同レンジのモバイルワークステーションとしては高水準レベルのキャパシティを確保しています。
さらに、ThinkPad P15とP14sはともに、有力ISV(独立系ソフトウェアベンダー)により、アプリケーションとの互換性や安定稼働、高い運用性をテストされてISV認証を取得しています。
理由(2)業界高水準レベルのモビリティ
ThinkPad Pシリーズは、モビリティ(携帯性)についても常に業界高水準レベルにあります。
ThinkPad P15は、質量約2.74kgという同レンジの製品の中では軽量レベルを実現し、かつ、最大約17.4時間の長時間バッテリー駆動を可能にしています。また、ThinkPad P14sも、厚さ約18.9mm/質量約1.47kgの薄型・軽量を実現。最大15.1時間のバッテリー駆動を可能にしています。
理由(3)完成度の高い“デジタルツイン”の生産性
業界におけるフロントローディングや建設業界のBIM/CIMの潮流は、ともに、実世界のモノゴトを忠実に再現した“デジタルツイン”によって、生産(製造/建築)のプロセスを大幅に効率化する方向にあると言えます。
この流れの中で、ますます重要性を増しているのが、デザイン・設計の段階における現実世界の再現性です。ゆえに、設計者を支援するワークステーションには、設計者が意図する実世界のモノを、忠実に再現してみせる能力も必要とされます。
ThinkPad Pシリーズは、その能力においても業界高水準レベルにあると言えます。
例えば、15インチ型のThinkPad P15では、15.6型 4K UHD(3840 x 2160)ディスプレイのカラーキャリブレーション─つまりは、ディスプレイ上の色彩が、現実世界の本来の色彩になるよう工場出荷時に補正する「Factory Color Calibration」がサポートされます。
これにより、サイバー世界で設計者が描いたデザインと、現実世界での見え方を一致させることが可能になり、“デジタルツイン”の生産性を高めることが可能になります。
こうしたワークステーションの表現力は、メディア&エンターテインメント業界のデザイナー/クリエイターにとっても重要です。例えば、メディアのデザイナーは、画面で見たままの色調で紙への出力が可能になります。また、VRコンテンツやマルチメディアコンテンツの制作者も、現実世界をリアルに再現した表現力の高いコンテンツの生産性を高めることができます。
ちなみに、14インチ型のThinkPad P14sでも、WQHD(2560 x 1440)のディスプレイが選択できるほか、500nitの高輝度Dolby Visionに対応し、精緻な色調表現が可能です。
理由(4)業界高水準レベルの堅牢性
モバイルワークステーションには、工場の生産ラインや建築施工の現場など、コンピューターにとっては良好とは言えない環境においても動き続ける堅牢性も求められます。
この堅牢性に優れている点も、ThinkPad Pシリーズの特徴です。ThinkPad P15とP14sはともに、さまざまな過酷な利用環境に耐えられる設計が施されており、「MIL-SPEC」 の12のテストをクリアしています。耐久性のテストでは、落下テストや気温・気圧の変化など、実際の使用状況に即した200以上の品質テストを実施しているほか、防塵対策も講じされています。
リスクへの耐性という点では、セキュリティ機能の充実度もThinkPad Pシリーズの強みと言えます。ThinkPad P15、P14sはともに、TCG V2.0準拠のセキュリティ・チップ(TPM)によりデータを暗号化し、Windows 10のセキュリティ機能と連携して動作します。また、「ThinkShutter」と呼ばれる固有のセキュリティ機能も備えています。これは、スライドカバーによって、前面のカメラからプライバシーやセキュリティを保護する仕組みです。それにプラスして、指紋センサーによるは生体認証もサポートしています。
理由(5)業界高水準レベルの使い勝手
レノボのThinkPad Pシリーズでは、モビリティの追求によってユーザーの使い勝手を犠牲にするような設計は施されていません。例えば、ThinkPad Pシリーズのキーボードは、デストップワークステーションのキーボードに慣れたユーザーでも違和感なく使える1.8mmのキーストロークが採用されています。使い勝手に対する、こうした細部へのこだわりは、結果として、設計者やクリエイターの生産性へとつながっていきます。またそれは、ThinkPad Pシリーズが、エンジニアの間で高く評価される理由でもあるのです。
関連製品
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ThinkPad P14s
最新の第10世代CPUを搭載し、軽量化を実現したモバイルワークステーション。
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ThinkPad P15
設計者・クリエイターにモビリティを与え、モバイルながらVR(仮想現実)対応の圧倒的なパワーと美しい画面を実現します。