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モバイルワークステーション ThinkPad Pシリーズ

ビジネス向けノートPCとして実績のある ThinkPad シリーズのラインアップに、モバイルワークステーション ThinkPad Pシリーズがあります。3D処理のような高度な計算処理を確実にこなすコンピューターであるワークステーションのモバイル版です。

ThinkPad Pシリーズの大きな特徴は、ThinkPad P50/P70 にインテル® Xeon® プロセッサーを搭載可能としていることと、3D処理や動画処理に向いたNVIDIA Quadroグラフィックスを搭載していることです。そして、それらに見合った各部が強化されていることも重要な点として挙げられます。ワークステーションの高い性能を持ち運べるのは、これらの技術の融合によるのです。

ワークステーションならではの高性能

ThinkPad Pシリーズがモバイルワークステーションたる理由は、インテル® Xeon® プロセッサーを搭載可能であることや、NVIDIA Quadroグラフィックスを搭載していること以外にも多数あります。

まず、ThinkPad P50/P70 には、M.2 NVMe SSD高速ストレージを搭載することが可能です。ノートPCにSSDを搭載することはすでに一般化していますが、小型で高速なM.2 NVMe SSDを搭載すると、一般的なSSDよりも超高速にアクセスでき、さらにHDDを含む複数ドライブを同時搭載することが可能になります。
特に大容量のデータが必要な業務の場合、M.2 NVMe SSDにOSやアプリケーション、繰り返し使うデータを保存し、HDDには大容量のデータを保存することで、大容量と高速アクセスを両立することができます。

また、メモリーは動作の誤りを検出して訂正する機能を持つECCメモリーを採用。安定動作と、処理結果に対する高い信頼性を確保しています。
さらに ThinkPad P50/P70 では、カラーセンサーを搭載可能。高度なデジタルコンテンツ作成に欠かせない正確な色再現を実現する、X-rite® 内蔵カラー・キャリブレーターの搭載を選択することができます。

デスクトップに匹敵する ThinkPad P70/P50 の性能

  • M.2 SSD 搭載ベイ

  • ソフトウェアを起動し、蓋を閉じて開くだけで、最適なキャリブレーションができます。

ThinkPadの耐久性は折り紙付き

荷重負荷試験の様子

レノボの ThinkPad は日本で設計・開発された独創的なテクノロジーを持っています。PCと言えばスペック表以外に違いはあまりないと考える人もいますが、そうではありません。特にノートPCは、機種ごとに重量やサイズはもちろん、耐久性・堅牢性といった大きな違いがあります。

ThinkPad は古くから耐久性を重視しています。これは“仕事”を止めないためであり、独自の拷問テストは、単に壊れないだけでなく、データを守り、安定して使い続けられることまで含めた耐久性・検討性を追求しています。その結果、ThinkStation Pシリーズは10項目以上のMil Specにパスしています。
※P50s、P40 YOGA は8項目

耐久性があるということは、気軽に持ち運ぶことができ、出先でも確実な動作をすることを意味しています。

Mil Specの詳細

抜群のユーザビリティー

ThinkPad シリーズの特徴といえば、良質なキーボードとトラックポイントが挙げられます。トラックポイントはキーボードのホームポジションから手を離さずマウス操作ができるため、根強いファンが多数います。こだわりのキーボードと合わせて、ThinkPad が選ばれる理由の一つにもなっています。

また、一部のCADアプリケーションが必要とする3ボタンマウス操作も対応するよう、ThinkPad P50/P70 では3+3ボタン付きトラックポイントを搭載しています。
さらに指紋センサーも搭載しており、指先でログインすることで、安全かつ簡単に画面ロックを解除することができます。

ThinkPad P40 YOGA は14型液晶を搭載し、液晶画面が360度回転します。通常のモバイルワークステーションとしての使い方ができるほか、現場ではタブレットスタイルにして片手で持ちながらタッチ操作で画面を確認したり、プレゼン時にはテントスタイルで机に立てかけて画面を共有しながら説明したりもできます。
キーボードが液晶画面を背にした時には、フレームが上昇してキーをロック(Lift'n'Lock機構)。誤操作や破損を防止し、持ちやすくするための設計を備えています。
さらにタッチペン操作にも対応しており、ペンで描いたスケッチをCADに取り込んだり、手書きで原稿に修正指示を入れることも可能。これまでにはなかった使い方を提供します。

ThinkPad P70 の製品画像とインターフェイス
ThinkPad P50 の製品画像とインターフェイス
ThinkPad P40 YOGA の製品画像とインターフェイス

  • トラックポイントがあればホームポジションに手を置いたままマウス操作が可能

  • 指紋センサーはタッチ式のため、指を動かす面倒がありません

  • 液晶画面が360度回転する ThinkPad P40 YOGA は、タッチペンでの操作にも対応

  • フレームが上昇してキーにロックがかかります(Lift'n'Lock機構)

高い拡張性

そして、モバイル機で気になる点が拡張性。特に、オフィスに戻りデスクの上で大画面高解像度モニターを併用して作業する場合には、外部ディスプレイのサポートが重要です。
ThinkPad P50/P70 はThunderbolt 3/USB 3.1インターフェイスを搭載、USB 3.1 Type-Cポートと共に装備することで、高速かつ最新の周辺機器もフル活用することが可能です。

周辺機器は、それぞれ本体と接続できますが、いちいち接続していては面倒です。さらに電源アダプターもあります。そこで、レノボではThinkPad Workstation ドックを用意し、それらのすべてを一括して着脱可能にしました。

重要なデータを収納し、しかも高価なモバイルワークステーションとなれば、本体の盗難という点にも気をつけなければいけません。ThinkPad Workstation ドックを利用すると、周辺機器や電源などの接続だけでなく、装着時に鍵付きのロックもかけられます。ThinkPad Workstation ドックをセキュリティワイヤーでデスクに固定しておけば、合体したモバイルワークステーション本体もデスクに固定されたものとなり、盗難防止といった点でも安心です。

モバイルワークステーションとして、超高解像度の出力にも対応するMini DisplayPortはもちろん、最近では一般的な大型テレビやプロジェクターなどと接続しやすいHDMI出力も搭載しています。ThinkPad の好評なオプション、小型の「Stack モバイルプロジェクター」との接続も容易で、外出先の会議室の白い壁などに投影することが可能です。

ThinkPad P50/P70 の拡張性とインターフェイス詳細

  • デスクでは超高解像度の外部ディスプレイに出力し、快適に作業ができます。

  • ワンタッチで ThinkPad を着脱でき、ドックに鍵をかけることも可能です。

  • androidを搭載し、プロジェクター内に保存したデータをPCに接続することなく投影できる優れもの。

安心の性能

そのほか、ThinkPad P50/P70 は高い性能とワークステーションクラスのグラフィックスを搭載しながら、薄型ボディを実現しています。

薄型のボディを実現するためには、薄型でも十分な冷却性能を持つことが必要です。加えて、本体にはCPUとグラフィックスという2つの大きな発熱源があります。そこで ThinkPad P50/P70 は独自の「FLEX パフォーマンス・クーリング」を採用しました。CPUとグラフィックスのそれぞれにファンを持つデュアルファン構成とし、CPUとグラフィックスをヒートパイプで接続して一体的に冷却、相互に冷却性能を補完します。これによって冷却効率が高まり、ファンの回転数が減少するため、動作音が静かになるだけでなくファンの寿命も長くなります。また、仮に一方のファンが故障した場合でも、もう一方のファンが排熱するため、処理を落とせば作業を継続利用できるという点で、冗長性も合わせて持っていると言えます。

そして、ThinkPad Pシリーズは、信頼性という点でも十分な性能を持っています。モバイル利用が可能でありながら、信頼の証、ISV認証の取得といった、ソフトウェアの動作が保証されている点も重要なポイントです。

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