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「Windows 10」のサポート終了(2025年10月)まで残り約1年となり、各企業の「Windows 11」への移行作業はどこまで進んでいるのか。その実態を把握するため、レノボ・ジャパンとIT系ニュースサイト「ITmedia」を運営するアイティメディアは、ITmedia ビジネスオンラインとITmedia NEWSの読者を対象とした調査を実施し、778人から回答を得た。
※本調査は、アイティメディアとレノボが独自で実施した調査です。
まずは回答者全体の調査結果を紹介する。2024年8月時点での移行状況は先に触れた通り、「完了した」と回答した人は22.5%だった。
「部分的に行われている」「完了していない(アップグレードを禁止されている)」と答えた570人に移行予定時期を聞いたところ、「Windows 10の延長サポート終了まで」が62.1%で最も多く、次いで「未定、分からない」(21.2%)、半年以内(11.9%)と続いた。サポート終了までに移行を完了させる想定でスケジュールを組んでいる企業が圧倒的に多いことが分かる。
移行が完了していない理由を聞いたところ、最も多かったのは「使用しているPCがアップグレードの要件を満たしていないため」(25.1%)で、「主導する人材の確保、リソース不足」(21.2%)、「使用している業務用システムがWindows 11に対応していないため」(19.2%)と続いた。
【調査概要】
【調査サマリー】